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Hiroshi Nishitsuji Story

私は小さい頃から「人を幸せにする仕事がしたい」と心の底から考えていました。

 

大学卒業後、東京・日本橋の証券会社に9年勤めた後、結婚式場運営会社に転職。こちらも9年勤めました。

 

「女性が人生で一番輝く瞬間をお手伝いする仕事」は自分に向いていました。

 

それが一転して農業に関心を
抱くようになったのは、妻の影響です。

 

 

「実家が造園業で、昔から体にいいものを食べていたようです。私もオーガニックな野菜中心の食事をすようになって 体調が良くなり、病気をしなくなった。それからですね、 生きることに直結する幸せというか、体にいいものを提供し、健康な人を増やしていきたいと思うようになりました」。

 

ですが、なかなか独立の一歩は踏み出せませんでした。転機は東日本大震災。起業家の友人に「なぜ踏ん切れないのか、家のローンや家族がどうのこうのいうのは言い訳だよ」と言われて、気が付きました。

 

「悠長に考えている時間がない。大きな災害でいつ自分も この世から居なくなるのか分からない。これは やらなきゃいけないな」と思い切って会社を辞め、「自然素材西辻弥」を立ち上げました。

 

妻の十分な納得が得られないままの「見切り発車的な」独立でした。大型ショッピングセンターの真裏、自宅駐車場の敷地に店舗を造りました。

 

自然素材のものを売る店、野菜の宅配、「農環境コーディネーター」の肩書で農関連ビジネスの起業をアドバイスするコンサルティングを3本の柱に、事業を展開しています。

 

廃材を利用するなどエコロジカルな雰囲気の店内に、近隣の農家が栽培した無農薬の野菜、惣菜、おにぎり、雑穀、せっけん、調味料など200以上の商品をそろえています。最近では、ワンプレートランチも提供しています。

 

約8坪の小さな店舗ですが、月間500人の方々が来店されます。

 

挑戦はまだまだスタートしたばかりですが、将来は「食と農とスポーツを融合したテーマパークを作りたい」と夢を膨らませています。